寒い季節がやってくる前に、住まいの寒さ対策を見直しておくことは、快適で温かい生活を送るためにとても大切です。
サーティーフォーの住宅は高気密・高断熱仕様で1年中快適にお過ごしいただけますが、
日常の生活の中でもちょっとした寒さ対策を取り入れることで、さらに快適な冬を迎えることができます。
今回は、これからの季節に向けた住まいの「寒さ対策」として、簡単に実践できる方法をご紹介します。
1. 冷気の侵入を防ぐ!「断熱フィルム」の活用
近年の住宅では、断熱材の品質や施工技術の向上により室内の断熱性が高まっています。
しかし、現在お住まいの家が古く断熱性に不安がある場合は、壁に断熱シートを貼ったり、カーテンやブラインドを厚手のものに変えるだけでも冷気の侵入を防ぐ効果があります。
窓からの冷気を防ぐために、断熱フィルムを追加で取り入れるのもおすすめです。
これにより、室内の温度をより効率的に保つことができます。
また、冬の朝に窓が結露してしまうのを防ぐために、結露防止用のシートを貼ると、家の中が乾燥せず、快適に過ごせます。
2. 暖房機器の効率的な使い方
暖房機器は、寒さ対策に欠かせないアイテムですが、効率的に使わないと、電気代がかさむ原因にもなります。
例えば、床暖房を使う際は、足元が暖かければ部屋全体が暖かく感じるので、温度設定を低めにしても十分に快適に過ごせます。
また、エアコンを使用する際は、サーキュレーターを併用することで、温かい空気を部屋全体に循環させ、効率よく暖房を行うことができます。
エアコンを使用するときには、風向きを工夫することも大切です。
風が直接肌に当たると寒さを感じやすくなるため、暖房機器の風向きを調整して、風が直接顔や体に当たらないようにしましょう。
また、カーペットやラグを敷くことで、床の冷たさを軽減することができます。
3. 温かい空気を逃がさないための「隙間対策」
部屋のドアや窓の隙間から冷気が入るととても寒く感じますよね。
簡単な隙間テープを使って、これらの隙間を塞ぐことで、室内の温かい空気をしっかり閉じ込め、効率的に暖かさを保つことができます。
また、ドアの下に「ドアシール」を貼ることで、さらに冷気の侵入を防げます。
4. 暖房の前に、体を温める工夫を
寒い朝、暖房をつける前に、厚着や靴下を履いたり、暖かい飲み物を摂ることも大切です。
体を先に温めることで、部屋が温かくなるまでの時間を快適に過ごせます。
白湯やしょうが湯、しょうが紅茶、ココアなど体を温める飲み物を摂りましょう。
ただし飲み過ぎには注意です。
5. こまめに換気をして、乾燥を防ぐ
寒い季節は暖房を使うため、室内が乾燥しがちです。
乾燥すると、風邪をひきやすくなるだけでなく、肌や喉にも悪影響を与えることがあります。
暖房を使用しながらでも、こまめに換気をして湿度を保つように心がけましょう。
換気をする際は、暖房機器から離れた窓を開けることで暖房効率を下げにくくします。
また、加湿器を使ったり、濡れタオルを室内に掛けるのも効果的です。
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これからの季節、寒さ対策をしっかり行うことで、快適で温かい住まいを実現できます。
新築分譲住宅では、建物自体が寒さに強い設計になっていますが、少しの工夫でより快適に過ごすことができます。
ぜひ、これらの寒さ対策を取り入れて、寒い季節も心地よく過ごしてください。